インフルエンザワクチン
対象となる病気の特徴
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。
症状には高熱、咳、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、倦怠感などがあります。
重症化すると肺炎や合併症を引き起こすことがあります。
潜伏期間
通常1~4日、平均して2日間です。
接種する体の場所
上腕の皮下に注射します。
副反応
接種部位の痛み、赤み、腫れが一般的です。
全身的な副反応としては発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛が報告されています。
効果の内容
インフルエンザの発症を予防し、重症化を防ぐ効果があります。
効果の持続時間
通常、接種後2週間から効果が現れ、約半年間持続します。
毎年の接種が推奨されます。
帯状疱疹ワクチン
対象となる病気の特徴
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で、皮膚に痛みを伴う水ぶくれや発疹が現れます。
帯状疱疹後神経痛などの合併症を引き起こすことがあります。
潜伏期間
水痘(みずぼうそう)に罹患した後、ウイルスが潜伏し、何年も後に帯状疱疹として再活性化します。
接種する体の場所
上腕に注射します。
副反応
接種部位の痛み、赤み、腫れが一般的です。全身的な副反応としては頭痛、倦怠感、軽い発熱が報告されています。
効果の内容
帯状疱疹の発症を予防し、発症した場合の症状の重症化を防ぐ効果があります。
効果の持続時間
5年以上持続するとされていますが、年齢や個人差によります。
肺炎球菌ワクチン
対象となる病気の特徴
肺炎球菌は、肺炎や菌血症、髄膜炎などの重篤な感染症を引き起こします。
特に高齢者や免疫力が低下した人にとっては危険です。
潜伏期間
1~3日間です。
接種する体の場所
上腕の筋肉内に注射します。
副反応
接種部位の痛み、赤み、腫れが一般的です。
全身的な副反応としては発熱、倦怠感、筋肉痛が報告されています。
効果の内容
肺炎球菌感染症の発症を予防し、重症化を防ぐ効果があります。
効果の持続時間
約5年間持続します。
高齢者には5年ごとに再接種が推奨されます。
麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)
対象となる病気の特徴
麻疹は、発熱、咳、鼻水、目の充血、体に広がる発疹を特徴とするウイルス感染症です。
風疹は、軽度の発熱、発疹、リンパ節の腫れを特徴とするウイルス感染症です。妊娠中の女性が感染すると胎児に先天性風疹症候群を引き起こすリスクがあります。
潜伏期間
麻疹は約10日間、風疹は2~3週間です。
接種する体の場所
上腕の皮下に注射します。
副反応
接種部位の痛み、赤み、腫れが一般的です。全身的な副反応としては発熱、発疹、軽度のリンパ節の腫れが報告されています。
効果の内容
麻疹と風疹の発症を予防し、集団免疫を高める効果があります。
効果の持続時間
長期間にわたって効果が持続します。
通常、2回の接種で一生涯効果が持続するとされています。
ただし、高齢者では抗体の値が下がっていることがあるので、再度接種が必要なことがあります。
〒125-0041 東京都葛飾区東金町1丁目1−1
ルネサンスKSC金町1階
℡:03-3609-2655
*提携の駐車場はありません
*車で来院される方は近隣のコインパーキングをご利用ください
JR金町駅
徒歩 7分