令和7年度より当院でも葛飾区胃がん健診(胃内視鏡検査)を開始します
胃がんは、日本において依然として多くの方が罹患する疾患です。
しかし、早期に発見し適切な治療を行うことで、完治する可能性が大幅に高まります。
当院では、最新の内視鏡設備と専門医の確かな技術による精密検査を提供し、
葛飾区健診で地域に貢献させていただけることになりました。

当院の胃がん検診の特長
1. 苦痛を最小限に抑えた内視鏡検査
- 経口・経鼻の選択が可能:経鼻内視鏡(鼻から挿入する内視鏡)は口から挿入するタイプよりも吐き気が少なく、負担が軽減されます。
注:点滴の鎮静剤については葛飾区健診は区の方針により行うことができません。
鎮静剤をどうしても希望の方は通常の外来でご相談ください。
2. 高精度な診断を可能にする最新機器
- 最新鋭内視鏡による詳細な観察:粘膜の微細な異常も見逃しません。
- NBI(狭帯域光観察)技術を用いた早期がんの発見:通常の光では確認しづらい病変を鮮明に映し出します。
3. 経験豊富な内視鏡専門医が担当
- 日本消化器内視鏡学会認定の専門医が担当し、確かな技術と知識をもって診断します。
- 検査後は、医師が画像を用いて詳細に結果を説明し、必要に応じたフォローアップを行います。
4. 検査結果の迅速な提供
- 検査後、できるだけ早く結果をご説明し、必要に応じて追加の精密検査や治療のご案内をいたします。
- 皆さまの負担を最小限にするため、スムーズな対応を心がけています。
このような方におすすめです
- 50歳以上の方(特に家族に胃がんの既往歴がある方)
- 胃の痛みや不快感を感じたことのある方(慢性的な胃もたれ、胸焼け、食欲不振など)
- ピロリ菌感染の既往がある方(ピロリ菌は胃がんのリスクを高めるため、除菌後も定期的な検査が推奨されます)
- タバコやアルコールを頻繁に摂取する方(生活習慣が胃がんのリスクに影響を与えることが知られています)
- 以前のバリウム検査で異常を指摘された方(より詳細な診断のために内視鏡検査を推奨します)
注:強い症状がある場合には健診を待たず早めに外来を受診してください。
検査の流れ
- 事前予約:電話・WEBでのご予約が可能です。
- 問診・診察:検査の適応を確認し、合併症などについて説明します。同意書にサインを頂きます。
- 内視鏡検査:経口(けいこう:口から)または経鼻(けいび:鼻から)を選択し、なるべく苦痛が少ないように検査を実施します。
- 結果説明:検査後、医師が画像をもとに詳しく結果を説明いたします。
- アフターフォロー:異常が見つかった場合は、追加検査や治療のご案内をいたします。
ご予約・お問い合わせ
胃がんは、早期に発見することで十分に治療が可能な疾患です。ご自身の健康のために、定期的な検診をおすすめいたします。
葛飾区健診の胃カメラについて予約は2025年5月頃を予定しております。


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