【医師監修】女性でも安心して受けられる内視鏡検査とは?プライバシーと快適性に配慮した検査体制
『恥ずかしい…』
『見られるのが不安…』
『大腸カメラって痛そうで怖い…』
女性にとって内視鏡検査は、痛みや苦しさだけでなく、恥ずかしさや精神的な抵抗感も大きな壁になります。
ですが最近では、女性の受診ハードルを下げるための環境整備が進んでおり、安心して内視鏡検査を受けられる体制が整っています。
この記事では、女性の不安を解消しながら、質の高い検査を受けるために大切なポイントを、専門医がわかりやすく解説します。
1. 女性が内視鏡検査で感じやすい不安とは
内視鏡検査、とくに大腸カメラでは、以下のような不安を多くの女性が抱えています。
- 肛門からの挿入が恥ずかしい
- 下剤を飲んでお腹の状態が不安
- 痛みや苦しさに耐えられるか不安
- 医師や看護師に見られるのが抵抗感がある
- 検査中の格好が恥ずかしい
こうした不安が原因で、本来必要な検査を先延ばしにしてしまうケースもあります。
しかし、早期発見・早期治療のためには定期的な内視鏡検査が重要です。
2. 当院の女性にやさしい内視鏡検査の工夫
金町よしだクリニックでは、女性が安心して検査を受けられるよう、さまざまな配慮を行っています。
2-1 プライバシーへの最大限の配慮
- 検査着は前後が完全に隠れる専用ガウンを使用
- カメラが入るお尻の部分だけが開いている使い捨てパンツを使用
- 検査室は個室で落ち着いた空間
- 必ず女性看護師が付き添い
患者さんの羞恥心や不安が最小限になるように、環境づくりに努めています。
2-2 痛み・苦しさを抑える無痛内視鏡
- 鎮静剤を使用し、眠っている間に検査が終了
- 大腸カメラでは軸保持短縮法+送水法のハイブリッド挿入法を採用
- CO2送気により、検査後のお腹の張りもすみやかに軽減
『気がついたら終わっていた』
『思っていたよりずっと楽だった』
と多くの女性から高評価をいただいています。
2-3 検査後も丁寧な説明とサポート
- 鎮静剤を使用した場合は、落ち着いてから説明
- 文書での結果報告も対応
- 生活指導や次回検査の時期も個別にご提案
3. 生理中や妊娠の可能性がある場合は?
- 胃カメラは生理中でも基本的に受けられます。
- 大腸カメラは、生理中でも検査は可能ですが、気になる場合はご相談ください。
- 妊娠中の内視鏡検査は、基本的には医師と相談のうえ慎重に判断します。
当院では、検査前の問診で妊娠の可能性や不安についても丁寧に確認していますので、ご安心ください。

4. 女性にこそ内視鏡検査をおすすめしたい理由
- 女性は便秘や過敏性腸症候群、逆流性食道炎など、消化器症状を訴える方が多い
- 大腸がん・胃がんは女性でも年々増加傾向にある
- 女性特有のストレスやホルモン変化が胃腸に影響することも
だからこそ、『なんとなく調子が悪い』という段階で内視鏡検査を受ける意義があるのです。
まとめ:女性の不安に寄り添った内視鏡検査を提供します
- 恥ずかしさ・痛み・不安に対して、万全の環境と配慮を用意
- 鎮静剤+専門技術で、苦痛の少ない検査を実現
- 女性特有の不調やストレスが病気のサインである可能性も
- 少しでも不安がある方は、事前にお気軽にご相談ください
最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。
当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。
【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)
