【医師監修】胃の不快感が1週間以上続いたら、すぐに胃カメラを検討
『胃がムカムカする』
『食後に重たい感じが抜けない』
『なんとなく胃が痛い気がするけど、我慢できる程度だし…』
そんな胃の違和感が、1週間以上続いているなら、決して放置してはいけません。
それはただの胃もたれや疲れではなく、胃炎、潰瘍、ピロリ菌感染、あるいは胃がんの初期症状かもしれません。
専門医による内視鏡検査(胃カメラ)で、原因を明らかにすることが、安心と健康への第一歩です。
1. 「なんとなく不調」が実は病気のサインであることも
胃の不快感という症状は、さまざまな原因から起こります。
一時的なストレスや暴飲暴食なら、数日で自然に落ち着くこともあります。
しかし、以下のような症状が1週間以上続く場合には、明確な異常がある可能性が高いです。
- 食後のもたれや痛みが続く
- 空腹時にもムカムカする
- 食欲が落ちた
- 胸やけやげっぷが増えた
- 胃が張った感じがする
これらは、慢性胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・機能性ディスペプシア・ピロリ菌感染など、放置してはいけない病気の兆候です。
2. 放置は禁物。胃がんの初期症状とそっくりなケースも
日本人に多い胃がんは、初期には「軽い胃の違和感」しか現れないことが多く、
『まさかこんな症状でがんだとは思わなかった』という声も少なくありません。
特に以下の方は、リスクが高いため、早めの検査が勧められます。
- 40歳以上
- 家族に胃がんの人がいる
- タバコや飲酒の習慣がある
- ピロリ菌に感染したことがある(または不明)
- 胃の不快感が続いている
胃がんは早期で見つかれば、内視鏡による日帰り治療で完治することも可能です。
3. 胃カメラでしか分からないことがある
胃の病気の多くは、血液検査やエコー、健診だけでは見つかりません。
胃カメラ(上部内視鏡検査)は、粘膜の状態を直接観察し、組織を取って調べることができる唯一の検査です。
内視鏡でわかる代表的な病気:
- 慢性胃炎、萎縮性胃炎
- 胃・十二指腸潰瘍
- ピロリ菌感染
- 逆流性食道炎
- 胃がん・食道がん
気になる症状が続いている方こそ、迷わず内視鏡を受けるべきです。

4. 当院の胃カメラは「苦しくない」から安心して受けられる
『胃カメラ=つらい』というイメージが先行し、検査を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。
当院では、その不安を解消するために以下の環境を整えています。
- 鎮静剤を使用し、ウトウトしている間に検査終了
- 最新の極細内視鏡機器を使用し、鼻からの検査も可能
- 経験豊富な専門医による丁寧かつ短時間の検査
- バイタルモニターによる全身管理で安全性も確保
『苦しくなかった』『もっと早く受ければよかった』という声を多くいただいています。
5. たった15分の検査が、あなたの未来を守ります
胃の不快感は、我慢するよりも、きちんと調べて安心する方が圧倒的に健康的です。
症状の原因がわかれば、適切な治療や生活改善で早期に回復できます。
また、何も異常がなければ、それはそれで安心材料になります。
『不安を持ったまま過ごす』ことのストレスは、胃にとっても負担です。
ご案内
最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。
当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。
【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)
