【医師監修】20代でも要注意!胃カメラ検査でわかる意外な病気とは
『まだ若いから大丈夫』『胃カメラなんて中高年の検査でしょ?』
そんな風に思っていませんか?
実は今、20代や30代の若い世代でも、胃の不調を訴えて胃カメラを受ける方が増えています。
しかも、軽い症状の裏に思いもよらない病気が見つかることもあります。
この記事では、20代でも胃カメラ検査が必要な理由と、意外と多い発見される病気について、専門医が解説します。
1. 胃の不調、若い世代でも増えています
現代の20〜30代は、生活習慣の変化から胃のトラブルが起こりやすい世代です。
- 朝食抜きや不規則な食事
- カフェインやエナジードリンクの過剰摂取
- ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ
- アルコールや刺激物の多い食生活
これらが重なると、胃の粘膜に慢性的な炎症が起こりやすくなり、さまざまな病気の原因になります。
2. 若くても見つかる!胃カメラで発見される病気
当院で20〜30代の方に実際に見つかることの多い病気は、以下のようなものです。
- 逆流性食道炎:胸焼けやのどの違和感が続く
- 慢性胃炎:ストレスやピロリ菌感染が原因に
- 胃・十二指腸潰瘍:空腹時の胃痛、吐き気など
- ピロリ菌感染症:若くても感染者は多く、胃がんのリスクになる
- 機能性ディスペプシア:検査で異常がないのに胃の不快感が続く
- 胃ポリープ:良性が多いが、経過観察が必要な場合もある
特に、ピロリ菌感染は20代のうちに見つけて除菌しておくことで、将来の胃がんリスクを減らすことができます。
3. 健康診断では見落とされやすい「隠れた胃腸の病気」
『健康診断は毎年受けているから大丈夫』という方も、安心は禁物です。
健診で行われるバリウム検査や血液検査では、微細な胃の炎症や粘膜の異常、初期のポリープなどは見逃される可能性があります。
一方、胃カメラ検査では、
- 胃の粘膜の状態を直接観察
- 出血・びらん・腫瘍などの小さな病変も発見可能
- 必要があればその場で組織を採取し、病理検査も実施
若いうちに自分の胃の状態を一度きちんと知っておくことで、将来のリスクに早めに対処できるのです。

4. 当院の胃カメラ検査は、無痛・丁寧・安心
『胃カメラってつらそう』『オエッとなるのが不安』
そんなイメージをお持ちの方でも、当院なら安心して受けていただけます。
- 鎮静剤を使って眠っているような状態で検査可能
- 検査中はバイタルモニターで全身管理を徹底
- 細くて柔らかい内視鏡スコープを使用し、体への負担を軽減
- 専門医が画像を見ながらリアルタイムでわかりやすく説明
初めての胃カメラでも、「もっと早く受けておけばよかった」と言われる方が多いのが当院の特徴です。
5. 20代からの一歩が、未来の健康を守る
『胃がムカムカする』『食後に胃が重い』『よくげっぷが出る』
こうした些細な症状が、病気のサインであることもあります。
まだ若いからといって過信せず、20代から内視鏡で自分の体を知ることが、
10年後、20年後の健康維持につながります。
まとめ:若くても胃カメラ・大腸カメラは「必要な選択」です
- 20代でも胃の不調は多く、病気が隠れていることもある
- 胃カメラ検査でしか見つけられない病気がある
- 当院では無痛で安心な胃カメラ検査を提供
- 将来の胃がん予防にもつながる「自己投資」としての内視鏡
最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。
当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。
【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)
