原発性アルドステロン症

原発性アルドステロン症
原発性アルドステロン症は、アルドステロンの過剰分泌によって引き起こされる疾患です。
高血圧、低カリウム血症が特徴です。
原因は?
副腎皮質の過形成、腺腫が主な原因です。
症状は?
高血圧、低カリウム血症、筋力低下、倦怠感が見られます。
検査方法は?
血液検査(アルドステロン、レニン活性)、腹部CTスキャン、アドレナリン抑制試験が行われます。
注意点は?
高血圧の方の一部には、この原発性アルドステロン症が原因の場合があります。
高血圧の治療前に検査をしなければ見逃されてしまうことが多いのが問題です。
当院では高血圧の治療前に、必ずこの病気ではないのかどうかを検査をします。
治療法は?
薬物療法(アルドステロン受容体拮抗薬)、副腎摘出術が行われます。