【医師監修】健康寿命を延ばすには?がん予防の第一歩は内視鏡から
『健康寿命を延ばしたい』『病気で家族に迷惑をかけたくない』
そんな思いを持つ方にこそ、今こそ行動が必要です。
日本人の死因第1位である「がん」は、実は早期発見・早期治療ができれば十分に防げる病気です。
そしてその第一歩こそが、**内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)**なのです。
1. 健康寿命とは?長生きより「元気でいられる時間」が大事
健康寿命とは、介護を必要とせずに自立した生活を送れる期間のこと。
日本人の平均寿命と健康寿命には、実に約10年の差があります。
- 平均寿命(男性):約81歳
- 健康寿命(男性):約72歳
- 平均寿命(女性):約87歳
- 健康寿命(女性):約75歳
つまり、多くの人が人生の最終盤を「不自由な状態」で過ごしているのが現実です。
2. 健康寿命を奪う「がん」は、予防と早期発見がカギ
がんは日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が命を落とす病気です。
中でも、胃がん・大腸がんは「初期に症状が出にくい」ため、気づいたときには進行しているケースも。
- 胃がん:ピロリ菌感染が関与。慢性胃炎→胃がんに進行
- 大腸がん:良性のポリープが年単位でがん化することも
自覚症状が出る前の段階での発見・治療が、健康寿命を守る最大の鍵です。
3. 内視鏡検査が「がん予防の最前線」である理由
内視鏡検査は、ただの『検査』ではありません。
**がんになる前の段階を見つけ、未然に防ぐ“予防医療”**です。
胃カメラ(上部内視鏡)でわかること
- ピロリ菌の感染有無と胃炎の進行度
- ポリープや初期の胃がん
- 逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアなども評価可能
大腸カメラ(下部内視鏡)でわかること
- ポリープや早期がんの発見
- ポリープはその場で切除可能(保険適用)
- 潰瘍性大腸炎や憩室症などの慢性疾患の診断
検査を受けることで、「がんにならない未来」を選択することができます。
4. 当院の内視鏡検査は痛くない、安心、安全
金町よしだクリニックでは、健康意識の高い方に**“無理なく内視鏡検査を受けられる環境”**をご用意しています。
- 鎮静剤を使用した無痛検査(ウトウト眠っている間に終了)
- バイタルモニターで全身管理を徹底し、安全に配慮
- 大腸カメラではCO2送気+軸保持短縮法+送水法のハイブリッド挿入法で、痛み・お腹の張りも最小限
- 日帰り検査可能で、検査後の説明も丁寧に行います
初めての方でも安心して受けていただけるよう、スタッフ一同がサポートいたします。

5. 「今の体調」で満足していませんか?本当の健康は見えないところにある
- 胃もたれが続いている
- 便秘や軟便が続く
- 健診で便潜血陽性が出た
- 家族にがんの既往がある
このような方は、症状が出ていないうちに検査を受けることが大切です。
「何もないこと」を確認することが、健康寿命を延ばす第一歩です。
ご案内
最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。
当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。
【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)
