【医師監修】夫婦で受けるがん予防検査|50代からの健康管理
『自分は元気だから大丈夫』『パートナーが検査しているから安心』——そう思っていませんか?
50代以降は、がんの発症リスクが一気に高まる年代。
今や日本人の2人に1人ががんを経験すると言われています。
そのため「自分のためだけでなく、家族のために」定期的な検査を受けることがとても大切です。
本記事では、50代夫婦が一緒に受けておきたいがん予防検査の中でも、特に内視鏡検査の重要性をわかりやすく解説します。
1. 50代からがんが増える理由
加齢とともに、細胞の遺伝子変異が蓄積しやすくなるため、がんのリスクは年齢とともに上がっていきます。
特に50代は…
- 胃がん、大腸がんの発症率が急増する
- 若い頃の生活習慣やストレスの影響が現れる
- 自覚症状が出る前の“予防のゴールデンタイム”である
つまりこの年代で「自分だけでなく、夫婦そろって検査すること」が、将来の健康寿命に大きく関わってきます。
2. 夫婦で一緒に検査するメリット
検査に対する不安や面倒さから、後回しになりがちな健康診断。
ですが、夫婦で同時に受けることには次のようなメリットがあります。
- 検査日を揃えることでスケジュール管理がしやすい
- 互いに健康意識を高められる
- 共通の不安を共有しやすく、続けやすい
- 生活習慣の見直しや改善が一緒にできる
当院でも実際に、ご夫婦そろって胃カメラや大腸カメラを受ける方が増えてきています。
3. 胃カメラと大腸カメラはがん予防の要
胃がん・大腸がんは、日本人に多いがんの代表格です。
ですが、早期に発見すればほとんどが治療可能で、完治も十分に見込めます。
3-1. 胃カメラ検査でわかること
- ピロリ菌感染の有無
- 萎縮性胃炎や前がん病変(腸上皮化生)
- ポリープや初期の胃がん
特にピロリ菌は“夫婦間感染”の可能性もあるため、両者が検査を受けておくのが理想的です。
3-2. 大腸カメラ検査でわかること
- 自覚症状のないポリープ
- 潰瘍性大腸炎やがんリスクを伴う腸疾患
- ポリープ切除による“がん予防効果”
大腸ポリープは、その場で切除することでがん化を防ぐことができます。
4. 無痛で日帰り、同日検査も可能
『胃カメラも大腸カメラも受けるなんて大変そう…』
そう感じる方も多いかもしれません。
しかし、当院では以下のような安心の体制を整えています。
- 鎮静剤による“うとうと寝ている間”の無痛検査
- 胃カメラ・大腸カメラの同日検査が可能
- バイタルモニター常時監視で安全性を確保
- 最新の内視鏡機器で鮮明かつ短時間な検査
- 葛飾区金町駅から徒歩7分の好アクセス
『何かあったときに後悔しないように』という思いで来院されるご夫婦も増えており、定期的に内視鏡検査を受ける習慣ができたという声も多くいただいています。

5. 健康寿命を延ばすために、今できること
健康診断や人間ドックを「一度受けて安心」で終わらせていませんか?
がんは年1回の検査でも見逃されることがあるため、高リスク臓器には専門的な検査(内視鏡)を行うことがカギとなります。
今このタイミングで、ご夫婦でお互いの健康を見つめ直し、検査を受けてみませんか?
ご案内
当院では、最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。
葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市など広い地域から多くの患者様が来院されています。
【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)
