【医師監修】便に血が混じった…大腸がんの初期症状かもしれません|無痛の大腸カメラを葛飾区金町駅から徒歩7分の専門医が解説

トイレで便を確認したとき、ふと気づいた「血の混じった便」。
「痔かな?」「一時的なものかも」と放置していませんか?

しかし、便に血が混じる症状は、大腸がんの初期症状の可能性もあります。特に40代以降の方で、以前と違う便の状態が続いている場合は、専門医による検査を早めに受けることがとても大切です。

この記事では、葛飾区金町の金町よしだクリニックが、大腸がんの初期症状として現れる便の異常や、精密検査としての大腸カメラ(無痛・日帰り対応)について丁寧に解説いたします。

「内視鏡検査はつらそう」と感じている方も、安心して読み進めてください。

1. 便に血が混じるとは?痔以外にも考えるべき病気がある

便に血が混じる症状の原因として、最も多いのは**痔(じ)**です。特に排便時に鮮やかな赤い血がポタポタと落ちるような場合、いわゆる「いぼ痔」や「切れ痔」である可能性が高いとされています。

しかし、「痔だろう」と自己判断してしまうのは非常に危険です。なぜなら、以下のような疾患でも同じような出血症状が出るからです。

  • 大腸ポリープ
  • 大腸憩室症
  • 潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患
  • 大腸がん(特にS状結腸がんや直腸がん)

特に大腸がんは、初期段階では痔と同じような症状を呈することがあるため、年齢や便の変化を踏まえた上で、専門医の判断が重要になります。

2. 大腸がんの初期症状とは?「便に血が混じる」以外にも注意すべき変化

大腸がんは、早期の段階では明確な症状が現れないことが多く、便に血が混じる以外にも以下のような小さな変化が初期症状として現れることがあります。

  • 便が細くなった
  • 便に粘液が混じる
  • 排便後も残便感がある
  • 急な便秘や下痢の繰り返し
  • 体重が減ってきた
  • 疲れやすい、貧血ぎみ

これらの変化がある場合、検査を後回しにせず、早期に大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることが推奨されます。

3. 大腸カメラで何がわかるのか?ポリープも同時に切除可能

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を直接観察できる検査です。

この検査では以下のことが可能です。

  • 出血の原因となっている部位の確認
  • 大腸ポリープの発見とその場での切除
  • 炎症やがんの有無を確認
  • 必要に応じて組織を採取し、顕微鏡検査(病理診断)

「便潜血検査が陽性だった」=がんではないと安心してしまう方も多いですが、便潜血検査は大腸がんを100%検出できるものではありません。確定診断のためには、内視鏡検査が不可欠です。

4. 「大腸カメラはつらい」は過去の話|当院は無痛・日帰り対応

「大腸カメラは痛そう」「以前に苦しい経験をした」といった理由から検査をためらっている方にこそ知っていただきたいのが、鎮静剤を使用した無痛内視鏡検査です。

当院では、基本的にすべての方に鎮静剤の使用を推奨しており、眠っている間に検査が終わるため、苦痛や不安を感じることなく受けられます。

また、最新機器の導入により、内視鏡の操作性が格段に向上し、検査時間も短縮されています。検査後は30分~1時間ほど休んでいただき、その日のうちにご帰宅可能です。

「これならもっと早く受ければよかった」という声を多数いただいています。

5. 便に血が混じったときに、放置するとどうなるのか

「一時的なものかも」と便の出血を放置してしまうと、実は以下のようなリスクを見逃してしまう可能性があります。

  • がんが進行し、手術や抗がん剤が必要な段階になる
  • 出血が繰り返されて貧血が進行
  • ポリープががん化する
  • 潰瘍性大腸炎などの慢性炎症が悪化する

特に大腸がんは早期であればあるほど完治の可能性が高く、内視鏡治療だけで済むケースもあるため、便に血が混じった時点で一度検査を受けることは、将来の自分を守る行動になります。

6. 当院が大腸カメラ検査で選ばれる理由

6-1 専門医による正確な診断と丁寧な説明

院長は日本消化器内視鏡学会 専門医をはじめとする4つの専門医資格を持ち、豊富な経験と確かな技術で診断を行います。
検査前・検査後の説明も丁寧に時間をかけて行うことで、患者様が安心して受診できるように心がけています。

6-2 鎮静剤で苦痛のない無痛検査

鎮静剤を使用することで**「痛み」や「不安」を限りなくゼロに近づける**検査を実現しています。初めての方も安心して受けていただけます。

6-3 最新の高精度内視鏡機器を導入

オリンパス社の最新モデルを採用し、早期がんや微細なポリープも見逃さない高精度な検査が可能です。

6-4 徹底した感染対策

内視鏡の洗浄は国際基準に準拠し、院内は常に清潔に保たれています。感染症対策を徹底していますので、安心してご来院いただけます。

6-5 葛飾区金町駅から徒歩7分の通いやすさ

JR常磐線「金町駅」から徒歩7分。
駅からも近く、遠方からの来院もスムーズです。江戸川区、足立区、松戸市、市川市などからの来院も多数あります。

7. 「痔だと思っていたら…」という後悔を防ぐために

医師として、最も辛いのは「もっと早く検査していれば治療できたのに」というケースです。

便に血が混じった場合、「痔かも」と軽く考えがちですが、その判断が命を左右することもあるのです。

とくに40歳以上で便の性状が以前と変わったと感じている方には、一度きちんとした検査を受けていただきたいと思っています。

「異常なし」でも安心、「異常あり」でも早期対応が可能。それが内視鏡検査の最大の価値です。

8. 大腸カメラ検査をご希望の方は金町よしだクリニックへ

当院では、最新の内視鏡機器、無痛で日帰り可能な内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。

当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。

「便に血が混じった」「なんとなくお腹の調子が悪い」と感じたら、放置せず、どうぞお気軽にご相談ください。

【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門専門医)