健康診断について
未来の健康を守る、
第一歩としての健診
病気の早期発見や生活習慣の見直しにつながる手段として、健康診断は非常に重要です。葛飾区にある当院では、内科専門医による丁寧な診察と各種検査を通じて、身体の変化をいち早く捉える体制を整えています。会社や自治体での定期健診はもちろん、ご自身の健康状態が気になるかたにも幅広く対応しています。安心して受診していただける環境の中で、健康づくりをサポートいたします。
当院で可能な健康診断
各種健康診断に対応しています
内科関連の各種検査が可能な当院では、健康診断にも対応しています。区の健診、雇入時の健診、自費健診など、身体の全体チェックを定期的に行うことは疾患を予防するために大変有用です。健診内容がわからないかた、詳しく知りたいかたなどいらっしゃいましたら、丁寧にご説明させていただきます。
特定健診（葛飾区・40〜74歳対象）
| 項目 | 問診、身体計測（身長・体重・腹囲）、血圧測定、血液検査：脂質（LDL/HDL/中性脂肪）・血糖・肝・腎機能（AST/ALT/γ-GTP/クレアチニン）・尿酸、尿検査：糖・蛋白・潜血、心電図・胸部X線 |
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雇入時の健診
| 項目 | 問診、身体測定（身長・体重・腹囲・BMI）、視力・聴力・血圧、尿検査（糖・蛋白・潜血）、血圧測定、血液検査：脂質（LDL/HDL/中性脂肪）・血糖・肝・腎機能（AST/ALT/γ-GTP/クレアチニン）・尿酸、心電図、胸部X線、医師診察 |
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企業の定期健診
| 項目 | 問診、身体測定（身長・体重・腹囲・BMI）、視力・聴力・血圧、尿検査（糖・蛋白・潜血）、血圧測定、血液検査：脂質（LDL/HDL/中性脂肪）・血糖・肝・腎機能（AST/ALT/γ-GTP/クレアチニン）・尿酸、心電図、胸部X線、医師診察 |
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予防接種について
病気を未然に防ぐ、
安心のワクチン体制
予防接種は、感染症を未然に防ぎ、ご自身と周囲の健康を守るために欠かせない医療の一つです。当院では、葛飾区の定期予防接種をはじめ、各種任意接種にも対応しており、年齢や体調に応じた適切なワクチン接種をご案内しています。ワクチンについての疑問や接種のタイミングなど、お気軽にご相談ください。地域のかかりつけ医として、安心して受けられる環境を整えています。
当院で可能な予防接種
定期接種
| ワクチン名 |
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| 麻疹風疹混合ワクチン（MRワクチン） ※大人のかたのみ対応しております |
| 肺炎球菌ワクチン（高齢者向け） ※65歳以上で条件を満たすかたに対して定期 |
| 新型コロナウイルスワクチン ※高齢者や基礎疾患のあるかたを中心に、定期接種枠あり |
任意接種
| ワクチン名 |
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| インフルエンザワクチン |
| 帯状疱疹ワクチン |
葛飾区胃がん健診
令和7年度より
葛飾区胃がん健診（内視鏡検査）に
対応
令和7年度より、当院では葛飾区胃がん健診（胃内視鏡検査）を実施いたします。胃がんは日本人に多く見られる疾患の一つですが、早期に発見して治療を行うことで、完治の可能性が大きく高まります。当院では、先端の内視鏡機器と専門医による丁寧で精度の高い検査を行っており、地域の皆さまの健康維持に貢献してまいります。健診をご希望のかたは、お気軽にお問い合わせください。
- 50歳以上のかた（特に家族に胃がんの既往歴があるかた）
- 胃の痛みや不快感を感じたことのあるかた（慢性的な胃もたれ、胸焼け、食欲不振など）
- ピロリ菌感染の既往があるかた（ピロリ菌は胃がんのリスクを高めるため、除菌後も定期的な検査が推奨されます）
- タバコやアルコールを頻繁に摂取するかた（生活習慣が胃がんのリスクに影響を与えることが知られています）
- 以前バリウム検査で異常を指摘されたかた（より詳細な診断のために内視鏡検査を推奨します）
- 注：強い症状がある場合には健診を待たず早めに外来を受診してください。
費用は無料（自己負担なし）です
葛飾区は胃がん撲滅に向けて、より多くのかたに胃カメラを受けていただくために胃カメラの自己負担がありません。胃カメラ検査は混雑が予想されますため、お早目の予約をご検討ください。
当院の胃がん検診の特徴
01苦痛を軽減した内視鏡検査のご提供
経口または経鼻の挿入方法を選択でき、特に経鼻内視鏡は嘔吐反射が起こりにくいため、検査時の負担が軽減されます。葛飾区胃がん健診では、鎮静剤の使用は区の方針により行っておりませんが、ご希望のかたは通常の外来での実施についてご相談いただけます。
02微細な変化も見逃さない先端内視鏡機器
NBI（狭帯域光観察）をはじめとする先端機器を用いることで、胃粘膜の色調や血管パターンの変化まで鮮明に観察できます。通常の光では判別しづらい病変も可視化でき、早期発見・診断の精度を高める検査が可能です。
03高度な専門性を備えた医師による診療
日本消化器内視鏡学会が認定する専門医が検査を担当し、豊富な経験と知識を活かして精度の高い診断を行います。検査後は画像をもとに丁寧に結果を説明し、必要に応じたフォローアップも行っています。
04結果の説明までを含めたスムーズな流れ
検査終了後は、できる限りその日のうちに結果をご説明いたします。精密検査や治療が必要な場合は速やかにご案内し、患者さまの不安を和らげるためにも、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。
検査の流れ
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01葛飾区への受診申し込み
令和7年4月1日から12月31日までの期間中、はなしょうぶコール（03-6758-2222／8:00～20:00・年中無休）または電子申請にてお申し込みいただけます。受診票は5月下旬より順次発送されるため、5月中旬以降にお申し込みのかたは受診までに2週間程度要する場合があります。余裕を持ってお手続きください。
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02当院でのご予約
葛飾区胃がん健診（内視鏡検査）をご希望のかたは、WEBまたはお電話にてご予約を承っております。WEB予約の際は、対象となる「葛飾区胃がん健診（内視鏡・胃カメラ）」を選択のうえ、お申し込みください。不明点はお電話でご確認いただけます。
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03問診票・同意書のご準備
検査当日は、医師による問診と同意書の確認を行います。事前にお送りする問診票と同意書に必要事項をご記入のうえ、当日必ずご持参ください。スムーズな受付と検査のために、ご協力をお願いいたします。
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04検査結果のご説明
検査終了後は、医師が内視鏡画像をもとに現在の胃の状態を丁寧にご説明いたします。必要に応じて生活習慣の見直しや注意点などもお伝えし、安心して次のステップへ進めるようサポートいたします。
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05対応
検査で異常が見つかった場合は、追加の精密検査や治療についてご案内いたします。症状や状態に応じて適切な医療機関との連携を行い、早期の診断と治療につなげられるよう対応いたします。
胃バリウム検査で
異常と指摘されたかたへ
胃の状態を手軽に確認できる
バリウム検査
バリウム検査（胃透視検査）は、胃や食道、十二指腸の形や動きを調べることで、がんやポリープ、潰瘍などの異常を見つけることができる大切な検査です。造影剤であるバリウムを飲み、X線を用いて胃内部を詳細に観察します。胃に不調を感じているかたや、検査をご希望のかたは、お気軽にご相談ください。症状がない場合でも、早期発見のために定期的な検査をおすすめしています。
- 健康診断で胃の状態をチェックしたいかた
- 50歳以上のかた
- 家族に胃がんや胃潰瘍の既往歴があるかた
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍
- 胃炎やポリープ
- 早期の胃がんの疑い
- ピロリ菌の有無（慢性胃炎や萎縮性胃炎）
- もし異常が見つかった場合、詳細まで胃の内部を観察するために胃カメラ（胃内視鏡検査）を受けることをおすすめします。
胃カメラ（胃内視鏡検査）とは？
胃カメラとは、先端に小型カメラのついた内視鏡を口や鼻から挿入し、胃の粘膜を直接観察する検査です。バリウム検査では見つけにくい早期の胃がんや小さな病変も確認でき、必要に応じて組織を採取（生検）して詳しく調べることができます。より精密で正確な診断を行うために重要な検査です。
なぜ胃カメラが必要なの？
バリウム検査では異常の有無を確認することはできますが、確定診断には胃カメラが必要です。早期の胃がんや微細なポリープは、バリウムでは見逃されることがあります。胃カメラであれば、異常の一部を採取して調べたり、ピロリ菌の有無を確認したりできるため、より正確な診断と治療に役立ちます。
バリウム検査の結果を確認しましょう
バリウム検査で「慢性胃炎」や「萎縮性胃炎」と書かれているにもかかわらず、判定が「1年後フォロー」になっていることはありませんか？これらの状態はピロリ菌が原因である可能性があり、胃がんリスクが高まることが知られています。胃カメラ検査を行うことでピロリ菌の有無を調べ、早期に除菌治療を行うことが大切です。
お子さまへのピロリ菌感染を防ぐために
ピロリ菌は、3歳ごろまでに保護者からの口移しや井戸水などを通じて感染することが多いとされています。ご本人がピロリ菌を保有していると、お子さまに感染させてしまう可能性があります。除菌治療によりリスクは大きく低下しますが、ゼロにはなりません。お子さまを守るためにも、異常が見つかったかたは早めに当院へご相談ください。
よくあるご質問
胃バリウム検査と胃カメラの違いは？
胃バリウム検査はX線を使って胃の形状や異常を確認する検査で、胃カメラは直接カメラで内部を観察できる検査です。胃カメラのほうがより詳細に調べることができます。
胃バリウム検査で異常があったら、すぐに胃カメラを受けるべきですか？
はい、できるだけ早めに胃カメラを受けることをおすすめします。特に、再検査や精密検査が必要と判断された場合は、放置せずに受診しましょう。
胃カメラはつらくないですか？
当院では苦痛を軽減するために鎮静剤を使用した胃カメラが可能です。経鼻内視鏡（鼻から入れるタイプ）もあり、従来より楽に検査を受けられます。
バリウム検査だけではダメですか？
バリウム検査は有効なスクリーニング検査（胃に異常があるか大まかに判定する検査）ですが、精密検査には向いていません。異常があれば、胃カメラで確実に診断することが重要です。
胃カメラを受けるにはどうすればいいですか？
外来を予約していただき、バリウム検査の結果を持参し、当院で相談してください。当院でも胃カメラ検査を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
便潜血陽性と診断されたかたへ
便からの微細な出血を見逃さない
大腸がん検診
便潜血検査は、大腸がんやポリープなどによる微細な出血を便中から検出する簡便なスクリーニング検査です。自宅で採取した便を提出するだけで、大腸の健康状態を確認できるのが特長です。葛飾区の大腸がん検診でも導入されており、2日分の便を採取して検査機関に提出します。がんの早期発見につながる重要な検査として、積極的な受診をおすすめします。
- 自宅で簡単に検査できる
- 費用が比較的安い（区健診であれば無料）
- 痛みを伴わない
- 出血のない病変（ポリープや初期のがん）は検出できない
- 陽性でもがんとは限らない
- 陰性でも100%安全とは言い切れない
便潜血検査陽性を
放っておいていませんか？
便潜血検査陽性であっても、「何をして良いかわからない」「大腸カメラが面倒くさい」「どうせ痔のせいだろう」といって大腸カメラを受けないかたが沢山いらっしゃいます。報告によると便潜血検査が陽性になっても、30％のかたが精密検査を受けていません。せっかく便潜血検査が陽性になっても、精密検査を受けないことにより「がんを見逃してしまう」ことにつながります。
陽性だった場合、
大腸カメラ検査をおすすめします
便潜血検査で陽性と判定された場合は、大腸内視鏡検査（大腸カメラ）を受けることがとても重要です。内視鏡を用いて大腸粘膜の表面を直接観察することで、小さな異常や病変も見逃さずに確認できます。検査中にポリープが見つかった場合には、その場で切除することも可能です（大きい場合やがんが強く疑われる場合は、後日に対応します）。大腸がんの早期発見・早期治療にもつながる大切な検査です。
検査の流れ
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01事前診察
検査に先立ち、医師が問診を行い、現在の体調や服薬状況などを確認します。そのうえで、検査の目的や流れをご説明し、食事制限や服用する下剤の内容について丁寧にご案内します。
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02検査前日
前日の夕食は消化の良いものを控えめに摂取し、就寝前に指示された錠剤タイプの下剤を服用していただきます。体調を見ながら準備していただくことが、安全な検査につながります。
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03検査当日
朝から液体タイプの下剤を服用して腸内をしっかりと洗浄します。検査では肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を丁寧に観察します。所要時間はおよそ15～30分程度です。
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04検査時
検査中の苦痛や緊張を和らげるため、鎮静剤を使用して眠っているような状態で実施します。リラックスした状態で受けていただけるため、初めてのかたでも安心して臨めます。
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05検査後
検査終了後はリカバリールームでお休みいただき、鎮静剤の効果がしっかりと抜けたことを確認したうえでご帰宅いただきます。結果や必要なフォローについても丁寧にご説明します。
注意事項
・鎮静剤を使用した場合は、検査後に30分ほど院内で安静にしていただきます。
・鎮静下で検査を受けられた方は、当日はご自身で自動車・バイク・自転車の運転ができません。事前にご家族の送迎を手配するか、公共交通機関をご利用ください。
・お車などをご自身で運転して来院された方には、鎮静剤を使用することができませんので、あらかじめご理解ください。
・検査当日は、お腹まわりを締め付ける衣服やベルトの着用は避け、ゆとりのある服装でお越しください。
・ポリープ切除後は出血の可能性があるため、1週間程度は飲酒や激しい運動、長時間の入浴などは控えてください。
・排便時にトイレットペーパーへ少量の血液が付着する程度であれば心配いりませんが、便器全体が赤くなるような出血が見られた場合には、早めに当院までご連絡ください。
よくあるご質問
便潜血検査が陽性でも、大腸がんとは限らない？
はい。便潜血検査は出血の有無を調べるものですが、出血の原因は大腸がん以外にも痔やポリープなどさまざまです。確定診断のために、大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。
大腸カメラ検査は痛くないの？
鎮静剤を使用することで、ほとんど痛みを感じずに検査を受けることが可能です。不安なかたは、事前に医師にご相談ください。
便潜血検査が陰性なら、大腸カメラは不要？
便潜血検査は万能ではありません。出血を伴わないポリープやがんは検出できないため、家族歴があるかたや症状があるかたは陰性でも大腸カメラを受けることを検討しましょう。
大腸カメラ検査はどれくらいの頻度で受けるべき？
一般的に50歳以上のかたは3～4年に1回の検査が推奨されますが、ポリープの有無や家族歴によって異なります。医師と相談して適切な間隔を決めましょう。
楽な大腸カメラ検査を受けるなら
金町よしだ内科・
胃と大腸内視鏡クリニックで
便潜血検査が陽性のかたは、大腸カメラ検査を受けることが適切な方法です。
早期発見・早期治療のために、今すぐ当院でご相談ください。