胃内視鏡検査について
胃の不調を見逃さない
早期発見のための胃内視鏡検査
胃内視鏡検査（胃カメラ）は、胃や食道、十二指腸など上部消化管の状態を詳しく確認する検査です。胃がんや胃潰瘍、逆流性食道炎、ポリープなどの診断に有効であり、ピロリ菌の感染有無も調べられます。自覚症状がない段階での早期発見や重症化の予防に役立ち、定期的な検査が推奨されています。葛飾区・江戸川区・足立区・台東区・松戸市・市川市・三郷市にお住まいのかたは、ぜひ当院までご相談ください。
このようなかたにおすすめです
- 喉に違和感があり、つかえるような感覚があるかた
- げっぷが頻繁に出る、または酸っぱいものがこみ上げてくるかた
- 胸やけや吐き気など、胃の不快感が続いているかた
- 胃が痛む、もたれるなどの症状があるかた
- お腹の張りや、みぞおちの痛み・違和感があるかた
- 食欲がわかない、急に食べられなくなったかた
- ピロリ菌がいると言われた経験があるかた
- ピロリ菌の有無をまだ調べたことがないかた
- 便が黒っぽい色をしているかた
- 飲酒や喫煙の習慣が現在または過去にあったかた
- 40歳以上で、一度も胃カメラ検査を受けたことがないかた
- 消化器がんにかかった血縁者がいるかた
- 胃がん
- ピロリ菌感染の有無
- 食道がん
- 胃ポリープ
- 十二指腸がん
- 食道裂孔ヘルニア
- 逆流性食道炎
- 食道静脈瘤
- 胃潰瘍
- 食道狭窄
- 十二指腸潰瘍
- 胃粘膜下腫瘍(SMT)
- 慢性胃炎
- 胃のびらんや浮腫
- 萎縮性胃炎
- 胃内異物（誤飲）
当院の胃カメラ検査
専門医による精度の高い内視鏡診断
当院では、日本消化器内視鏡学会認定「消化器内視鏡専門医」および日本消化器病学会認定「消化器病専門医」が胃カメラ検査を担当しています。消化器の幅広い知識と内視鏡操作の高い技術を兼ね備えた医師が、病変の早期発見・早期診断に努めます。内視鏡診療に特化した専門性を活かし、患者さまの不安に寄り添った丁寧な診察を心がけています。
苦痛に配慮した、
やさしい胃カメラ検査
当院では、苦痛の少ない内視鏡検査を目指し、「鎮静剤の使用」や「無送気軸保持短縮法」を導入しています。鎮静剤によりウトウトした状態で検査を受けられるほか、空気を送らない独自の挿入法により、嘔吐反射や腹部膨満感を抑えたスムーズな検査が可能です。初めてのかたや過去に苦手意識があるかたも、安心してご相談ください。
内視鏡検査と内科診療の一体的対応
当院では、胃カメラによる内視鏡検査から内科的な治療・生活指導まで、すべてを一院で行う体制を整えています。検査後にすぐ内科医の診察を受けられるため、診断から治療への流れがスムーズです。消化器症状を抱えるかたにとって、検査と診療が切れ目なくつながることは、時間的・心理的な負担を軽減する大きな利点となります。
多様な症例に応じた柔軟な診療体制
胃の不調や消化器症状には、個々の背景や疾患に応じた柔軟な対応が求められます。当院では、さまざまなお悩みに対応できるよう、土曜日の診療を行っているほか、必要に応じて大規模病院との連携体制も整えています。働き世代や通院が難しいかたにも配慮した診療体制で、地域に根差した医療を実践しています。
高精度な機器と快適な検査環境
当院では、富士フイルム社製の内視鏡システム「EP-6000」を導入し、微細な病変の観察や精密な診断に対応しています。検査後には、プライバシーに配慮したリカバリースペースでゆっくりとお休みいただけます。高性能な医療機器と快適な設備により、安心して検査を受けていただける体制を整えています。
衛生管理の徹底と安心の院内環境
内視鏡検査では、衛生管理が極めて重要です。当院では、使い捨て器具（ディスポーザブル製品）の積極的な導入に加え、専用機器による器具の滅菌処理を徹底しています。また、院内には換気システムを設置し、空気環境の衛生面にも配慮しています。清潔で安全な検査環境を整えることで、患者さまに安心して検査を受けていただける体制を築いています。
院内換気システム
器具滅菌
ディスポーザブル
製品
通いやすさとスムーズな診療体制
当院は、京成金町駅およびJR金町駅から徒歩7分と通いやすい立地にあり、検査や受診のしやすさを大切にしています。WEB予約やWEB問診に対応しており、来院前の手続きを効率化。さらに、会計には自動精算機を導入し、待ち時間の短縮にも努めています。忙しいかたにも配慮した診療体制で、快適な通院環境を提供しています。
※QRコード決済はご利用いただけません。
※2024年7月発行の新紙幣に対応しておりますが、1984年発行の紙幣には対応しておりません。1万円札（福沢諭吉）については、裏面が鳳凰のデザインの紙幣のみ使用可能です。
WEB予約・
WEB問診対応
自動精算機
胃カメラ検査の流れ
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01検査前日
検査前日の夕食は、夜9時までに済ませてください。それ以降の飲食は胃に内容物が残りやすく、視野が悪くなる原因となります。小さな病変の見逃しや検査精度の低下につながるため、時間厳守での食事制限をお願いします。水分は透明な飲み物に限って摂取可能です。
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02検査当日
検査当日は朝食を摂らずにご来院ください。胃内を空にすることで、粘膜の状態を鮮明に観察しやすくなります。当日は鎮静剤を使用するため、大きなお荷物はロッカーをご利用ください。検査はご来院時の服装のまま受けていただけますので、着替えの必要はありません。
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03検査開始
内視鏡を口または鼻から挿入し、喉・食道・胃・十二指腸を丁寧に観察していきます。検査時間はおおよそ5〜10分程度です。病変が疑われる場合には、その場で組織を一部採取（生検）し、精密検査を行うこともあります。
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04検査後
検査後は鎮静剤の効果が完全に抜けるまで、リカバリールームでしばらく安静にしていただきます。通常30分前後で回復しますが、個人差があります。目が覚めた後は医師より検査画像を用いた説明を行い、印刷した結果もお渡しいたします。
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05会計
検査と説明が終了しましたら、受付にて会計をお願いいたします。当院では現金に加えて、各種クレジットカードや電子マネーでのお支払いに対応しております。スムーズなご案内のため、お支払い方法についてご不明な点があればスタッフまでおたずねください。
注意事項
・鎮静剤を使用した場合は、検査後に30分程度お休みいただき、しっかりと回復を確認してからご帰宅いただきます。
・検査終了後は、咽頭麻酔の影響により1時間ほど飲食を控えていただきます。それ以降は通常通りのお食事が可能です。
・鎮静剤を使用されるかたは、当日中のお車・バイク・自転車の運転はお控えください。ご家族の送迎または公共交通機関のご利用をお願いします。
・ご自身で運転して来院されたかたには、安全を考慮し、鎮静剤を使用することができません。ご理解とご協力をお願いいたします。
・検査中に組織採取（生検）を行った場合、当日の飲酒はお控えください。刺激物の摂取も避け、体を安静に保つようにしてください。
胃カメラ検査の費用
胃カメラ検査
約1,500～7,000円
| 検査 | 1割負担の かた | 3割負担の かた |
|---|---|---|
| 胃カメラ検査 （薬剤料込み） | 1,500円 | 4,500円 |
| 胃カメラ検査+病理検査 （薬剤料込み） | 2,500円 | 7,000円 |
※薬剤料込みの価格です
※健康保険の自己負担割合によって自己負担額は異なります。
※上記は、目安の利用料金となります。
※診察代やカメラ以外の検査費用が別途かかることがあります。
当院では、現金以外に
下記のお支払方法が可能です。
クレジット
電子マネー
交通系IC
※QRコード決済には対応しておりません。
※2024年7月発行の新紙幣に対応しております。ただし、1984年発効の紙幣は非対応になります。特に1万円札（福沢諭吉）のうち裏面がキジのものは使用できません。裏面が鳳凰のものは使用できます。
よくあるご質問
胃カメラ検査は痛みがありますか？
当院では、経鼻内視鏡や鎮静剤の使用により、できるだけ苦痛の少ない検査を心がけています。鼻からの挿入によって吐き気が起こりにくく、眠ったような状態で検査を受けられるため、多くのかたが安心して検査を終えられています。
検査の所要時間はどれくらいですか？
胃カメラ自体は15分ほどで終了しますが、準備や鎮静剤の回復を含めると、来院からお帰りまで約1時間程度を見込んでください。初めてのかたも安心して受けられるよう、スタッフが丁寧にサポートいたします。
胃カメラ検査で何がわかりますか？
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察でき、胃がんやポリープ、潰瘍、炎症、逆流性食道炎などの疾患の有無を確認できます。また、必要に応じて組織を採取（生検）し、精密な診断につなげます。
胃カメラ検査を受けるタイミングは？
胃もたれ・胸やけ・喉の違和感・腹部の張り・食欲不振などが続く場合は、早めの検査をおすすめします。また、40歳を超えて一度も胃カメラを受けていないかたや、ピロリ菌感染歴があるかたも対象になります。
胃カメラ検査の当日は食事しても良いですか？
正確な検査のため、前日の夜9時以降は飲食を控えてください。当日は朝食を摂らず、絶食の状態でご来院いただきます。水やお茶は少量であれば検査2時間前まで可能ですが、詳しくは事前のご案内をご確認ください。