膵がん

膵がん
膵がんは、膵臓に発生する悪性腫瘍です。
一般的に知られている通り、進行が早く発見が難しいです。
また早期発見をしても未だに予後が悪い病気です。
原因は?
家族歴(家族に膵がんの方がいる場合)、喫煙、飲酒、肥満、糖尿病、慢性膵炎、膵臓腫瘍がリスク要因です。
症状は?
初期は無症状であることが多いです。
進行によって腹痛、体重減少、黄疸、食欲不振、吐き気が見られます。
検査方法は?
腹部CT検査、腹部MRI検査、腹部超音波検査、血液検査(腫瘍マーカー)が行われます。
注意点は?
早期発見が難しいため、リスク要因を持つ場合は定期的な検査が推奨されます。
特に家族歴(家族に膵がんの方がいる場合)と糖尿病が急激に悪くなった場合には要注意です。
また当院では専門医による腹部超音波検査で膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)という腫瘍を多数みつけています。
この膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は膵がんの大きなリスクの一つです。
治療法は?
手術、化学療法、放射線療法が行われます。
とにかく早期発見が鍵です。