頚動脈プラーク

頚動脈プラーク
頚動脈プラークは、頚動脈(くびの最も太い血管)の内壁に脂肪やカルシウムが沈着して形成される物質です。
動脈硬化の一種です。
原因は?
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙がリスク要因です。
症状は?
多くの場合、無症状です。
進行すると脳卒中のリスクが高まります。
検査方法は?
頚動脈エコー検査、CTスキャン、MRIが行われます。
注意点は?
頚動脈プラークは、頚動脈エコーで発見できます。
当院でも頚動脈エコーによって巨大な頚動脈プラークが発見され、専門医にご紹介のうえ治療につなげれた方が複数いらっしゃいます。
頚動脈エコーは痛みがなく、時間が短く、そして効果が高いです。
治療法は?
生活習慣の改善、薬物療法(スタチン、抗血小板薬)が必要な場合があります。
重症の場合には手術(頚動脈内膜剥離術、ステント留置術)が行われます。