簡易型PSG検査|金町よしだ内科・胃と大腸内視鏡クリニック|葛飾区金町の内科・内視鏡クリニック

簡易型PSG検査 PSG

簡易型PSG検査

かんいがたぽりそむのぐらふぃーけんさ

簡易型PSG(ポリソムノグラフィー)検査は、睡眠中の体の状態を評価するための簡便で痛みのない検査です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠障害を診断するために使用されます。

検査の流れ

  • 検査の準備:寝る前に検査機器を装着します。自宅で行うことができ、入院の必要はありません。
  • センサーの装着:鼻や口、胸、指に小さなセンサーを装着します。これらのセンサーは呼吸の流れ、心拍数、酸素飽和度、体の動きを記録します。
  • 検査の実施:装置を装着したまま通常通りに寝ます。睡眠中のデータが記録装置に保存されます。

簡易型PSG検査の目的

  • 睡眠中の状態を詳細に確認
  • 睡眠時無呼吸症候群の診断:睡眠中に呼吸が何度も止まる症状を確認します。
  • 睡眠の質の評価:睡眠の深さや質、睡眠サイクルの異常を評価します。
  • 酸素飽和度の測定:睡眠中の酸素レベルを測定し、低酸素状態の有無を確認します。

分かる病気

  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS):睡眠中に呼吸が繰り返し止まる症状
  • いびき:呼吸障害によるいびきの原因
  • 低酸素症:睡眠中の血中酸素濃度の低下

準備

  • 特別な準備は必要ありません。普段通りに食事や生活をしてから寝るだけです。装置を装着して寝るため、簡単に使用できます。

まとめ

簡易型PSG検査は、睡眠中の体の状態を評価するための、安全で痛みのない検査です。睡眠時無呼吸症候群やその他の睡眠障害を診断するために非常に有効です。
自宅で簡単に実施でき、日常生活に大きな影響を与えません。睡眠の質や呼吸に問題がある場合は、ぜひこの検査を受けてみることをお勧めします。
特に周りの方に「高度のいびき」や「睡眠中の短時間の呼吸停止」を指摘されている方にお勧めです。