腸閉そく|金町よしだ内科・胃と大腸内視鏡クリニック|葛飾区金町の内科・内視鏡クリニック

腸閉そく ILEUS

腸閉そく

腸閉そく

腸閉そくは、腸の内容物が通過できなくなる状態です。
そのままでは腸が壊死してしまうため、緊急での治療が必要です。

原因は?

腫瘍、憩室炎、腸のねじれ、手術後の腸の癒着が主な原因です。

症状は?

激しい腹痛、吐き気、嘔吐、便秘、腹部膨満が見られます。

検査方法は?

腹部レントゲン検査、腹部CT検査、超音波検査が行われます。

注意点は?

腸閉そくの原因のほとんどは、昔にやったお腹の手術の後に腸の癒着が起きてしまうことです。
手術のすぐ後だけでなく、場合によっては手術の10年以上あとに癒着が起きて腸閉そくになることもあります。
腸閉そくは一度起こすと、頻回に繰り返すことが多いです。

治療法は?

まずは絶食、点滴、鼻胃管による減圧を行います。
腸管の虚血(血が足りなくなる)が疑われる場合には手術が行われます。