骨粗鬆症

骨粗鬆症
骨密度の低下と骨の脆弱化により骨折しやすくなる状態です。
原因は?
加齢、ホルモン変化(閉経後)、カルシウムやビタミンD不足、運動不足が挙げられます。
一部の骨粗鬆症では、副甲状腺という臓器からのホルモンの異常により若くして起きてしまうこともあります。
症状は?
骨粗鬆症になることによる直接的な症状はありません。
ただし、骨がスカスカになることにより、骨折、腰痛、姿勢の変化(脊椎圧迫骨折による背中の曲がり)などが起きます。
検査方法は?
骨密度測定(DXAスキャン、骨密度レントゲン)、血液検査(カルシウム、ビタミンD)があります。
注意点は?
骨粗鬆症は「寝たきりに直結する怖い病気」です。
女性の場合には、未治療では股関節やひざ関節など大きな関節の骨折を起こし、手術が必要になることもあります。
人工関節になると、上手くあるきずらかったり、痛みが続いてしまうこともあります。
骨粗鬆症を治療して、骨折を予防しましょう。
治療法は?
カルシウムとビタミンDの補給、運動療法、薬物療法(ビスホスホネート、ホルモン補充療法)、骨折予防対策により治療をします。