腎不全

腎不全
腎不全は、腎臓が十分に機能しなくなる状態で、急性と慢性があります。
原因は?
糖尿病、高血圧、腎炎、腎結石、薬物中毒などが挙げられます。
症状は?
初期の腎不全では症状がないことが多いです。
その後、病状が進むと共にむくみ、尿量減少、疲労感、食欲不振、吐き気などの症状が出てきます。
検査方法は?
血液検査(クレアチニン、BUN)、尿検査、超音波検査、腎生検があります。
注意点は?
腎不全の初期は「適切な治療により腎機能を戻すことができる」というのが特徴です。
特に多いのが「脱水による腎不全」です。
この場合には、水分をしっかりと摂取することにより、腎臓がまた元通りに働いてくれます。
しかし、腎不全を放っておくと「元に戻らなくなってしまう」ことになります。
「腎不全は悪くしないのが治療」となります。
その為、腎不全の原因を早期にみつけ、治療につなげることが重要です。
治療法は?
初期では薬物療法(降圧薬、利尿薬)、食事療法(低ナトリウム、低タンパク食)などで治療をします。
重症になると、透析、腎移植などが必要になる場合があります。