【医師監修】「若いから大丈夫」はもう通じない|30代から始める内視鏡検査のすすめ

「まだ30代だし、検査はもっと年を取ってからでいい」
「健康診断で何も言われなかったから大丈夫」

そう思っているあなたへ――
実は、30代の今こそ「胃カメラ・大腸カメラ」といった内視鏡検査を受けておくべき重要なタイミングなのです。

今回は、若年層でも消化器疾患のリスクが高まっている背景や、内視鏡検査の必要性について、消化器専門医の視点からわかりやすく解説します。


1. 30代でも消化器の病気は増えている

1-1. 若年層に増えている消化器のトラブル

近年、以下のような背景から、30代での消化器疾患が増加傾向にあります。

  • 食生活の乱れ(外食・コンビニ食中心)
  • 忙しさによる慢性的なストレス
  • 睡眠不足・運動不足
  • ピロリ菌感染の放置

特に**「空腹時の胃痛」「下痢と便秘を繰り返す」「お腹の張りが続く」などの症状は、年齢に関係なく注意が必要**です。

1-2. 初期のがんも30代から発見されている

胃がんや大腸がんは高齢者だけの病気ではありません。
最近では30代で早期のがんが発見されるケースも増えています。 自覚症状がないまま進行することもあるため、年齢に関係なく「検査で確認する姿勢」が大切です。


2. 健康診断ではわからない「隠れた病変」

2-1. バリウム検査や便潜血検査の限界

一般的な健康診断で行われる検査には以下のような限界があります。

  • 胃バリウム検査:平面的な画像では小さな病変を見逃す可能性がある
  • 便潜血検査:大腸ポリープや早期がんは出血していないと検出されない

つまり、「異常なし」と言われても安心とは限らないのです。

2-2. 内視鏡検査でしか見えない“初期の変化”

胃カメラ・大腸カメラでは、直接粘膜を観察できるため、

  • 胃や大腸の炎症・びらん
  • 小さなポリープやがんの芽
  • ピロリ菌感染の兆候
  • 慢性胃炎や潰瘍の状態

など、非常に微細な変化まで確認が可能です。
しかも組織検査も同時に行えるため、確定診断と早期対策につながります。


3. 「内視鏡=苦しい」は過去の話

3-1. 鎮静剤でほとんど苦痛のない検査が可能

「胃カメラや大腸カメラは苦しそう…」という不安をお持ちの方へ。
当院では、鎮静剤(静脈麻酔)を使用して、ウトウト眠っている間に検査が終了します。

  • 嘔吐反射や痛みを感じずに検査可能
  • 起きたときには「もう終わったの?」と感じる方も
  • 日帰りで受けられ、回復後すぐに帰宅可能

3-2. 仕事や子育てが忙しい方にも対応

検査前後の流れや必要な準備は、事前カウンセリングで丁寧にご説明します。
平日や土曜の検査も行っており、働きながらでも無理なく受けられる環境が整っています。


4. 若いからこそ“今”検査を受ける価値

4-1. 将来の病気を未然に防ぐチャンス

30代で一度検査を受けておくと、自分の消化器の状態を客観的に把握でき、生活習慣の見直しや予防につなげることができます。

  • ピロリ菌陽性であれば除菌治療
  • ポリープが見つかれば切除してがん化を防止
  • 慢性胃炎なら薬と食生活でコントロール可能

“症状が出てから”ではなく、「何もない今」だからこそ価値があるのです。

4-2. 一度受けておけば“安心感”が得られる

「検査を受けたことがある」という事実は、将来の健康不安を和らげてくれます。
身体と向き合う習慣を30代で身につけておくことが、40代、50代の健やかな生活の礎になります。


5. 金町よしだクリニックの内視鏡検査はここが違う

5-1. 消化器専門医による高精度な検査と診断

当院の院長は、複数の消化器関連学会の専門医資格を有し、豊富な経験をもとに的確で丁寧な診断を行っています。

「検査を受けるべきか迷っている」「不安や疑問を解消してから検査したい」
そんな方にも安心して相談していただける体制を整えています。

5-2. 最新機器と無痛検査で負担軽減

  • 富士フイルム社製の高解像度スコープ
  • 鎮静剤使用による苦痛の少ない検査
  • 安全管理された洗浄・消毒体制

また、金町駅から徒歩7分という好アクセスもあり、葛飾区・江戸川区・足立区・松戸市など広域から多くの30〜50代の患者様にお越しいただいています。


6. まとめ|「若いから大丈夫」と思う前に、検査という選択を

今の日本では、がんの早期発見が生存率を大きく左右します。
30代で受ける内視鏡検査は、単なる「検査」ではなく、未来の健康を守るための“行動”です。

  • 忙しくても日帰りでOK
  • 苦痛なく終わる安心設計
  • 丁寧な説明とフォロー体制で初めての方も安心

「若いから大丈夫」という考えが、将来の後悔にならないように――
一歩を踏み出すあなたを、金町よしだクリニックが全力でサポートします。


最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。当院には、葛飾区をはじめ、江戸川区、足立区、台東区、松戸市、市川市、三郷市も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。

【作成・監修】
金町よしだクリニック
院長 吉田 翼
(日本消化器内視鏡学会 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本肝臓学会 専門医、日本内科学会 総合内科専門医)